このサイトについて
昨今、インターネット技術の進歩が進む時代において、それとともにインターネットを通した詐欺も増えてきています。
そんな実例をここで紹介いたします。
インターネットによる詐欺被害
実例と件数
-
・ECサイト
ネット検索で表示されたサイトや、SNSの広告から偽サイトへ飛び、安く販売されているブランド品に目がくらんでしまい、個人情報を記入してしまった。または、振り込みまで行ってしまい、被害にあったというケースが多い。
有名ブランド店のURLと一文字だけ違う場合、ドメインが企業のものではない場合など、注意深く確認すれば見分けがつくものの、気づくのが難しく、騙されてしまう人が多い。
世の中そんなにうまい話はないと思って、注意しよう -
・ワンクリック詐欺
電子メールに送られたURLやWebサイトなどをクリックしただけで、勝手に契約を成立と宣言し、料金を請求してくるという詐欺である。利用者の興味を引く内容の電子メールや、Web上の掲示板などを利用して、利用者をおびき寄せる。
特に多いのが、アダルト系、出会い系などを装ったパターンだ。
具体的には、「登録完了、3日後までに30万円をお振込みください」などと勝手に宣言し焦らせることで、振り込みを狙ってくる。
安易にURLをクリックしない、知らない相手からのメールに注意する、間違っても請求に従わないこと! -
・具体的な件数等
日本サイバー犯罪対策センターによると、2022年上半期に通報された悪質EC等の件数は、12,830件にまで増えており、前年の6,696件と比べ、6,134件も増加している。背景としては新型コロナウイルス感染症の拡大で、インターネットを利用する機会の増加が考えられる。
2021年 | 2022年上半期 | |||
---|---|---|---|---|
インターネットの検索結果 | 12,360 | 69.1% | 7,306 | 56.9% |
メールに記述されていたURL | 2,614 | 14.6% | 2,084 | 16.2% |
Twitter等のSNS投稿 | 740 | 4.1% | 730 | 16.2% |
掲示板などの投稿 | 265 | 1.5% | 179 | 1.4% |
その他 | 1,899 | 10.6% | 2,531 | 19.7% |
2021年 | 2022年上半期 | |||
---|---|---|---|---|
銀行振込 | 1,502 | 49.1% | 1,150 | 53.4% |
クレジットカード決済 | 988 | 32.3% | 604 | 28.1% |
その他 | 567 | 18.5% | 398 | 18.5% |
・参照
日本サイバー犯罪対策センター:https://www.jc3.or.jp/threats/topics/article-459.html
総務省:https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/enduser/security01/06.html
インターネット利用に伴う被害件数
個人の情報通信機器の利用の過去1年間の被害経験については、「迷惑メール・架空請求メールを受信」が61.4%と最も多い
インターネットを利用している企業では、インターネット利用に伴う過去1年間の被害経験について、「何らかの被害を受けた」企業の割合が54.1%と半数、被害の内容は、「ウイルス発見又は感染」(35.0%)、その次に標的型メールの送付」(34.5%)である。
企業における情報通信ネットワーク利用の際のセキュリティ被害(複数回答)
2019年(n=2,085) | 2020年(n=2,197) | |
---|---|---|
何らかの被害を受けた | 55.2% | 54.1% |
特に被害はない | 44.8% | 45.9% |
2019年(n=2,085) | 2020年(n=2,197) | |
---|---|---|
ウイルスを発見又は感染 | 36.7% | 35.0% |
→コンピュータウイルスを発見したが感染しなかった | 29.5% | 29.9% |
→コンピュータウイルスに少なくとも1回は感染した | 7.1% | 5.2% |
標的型メールの送付 | 33.7% | 34.5% |
スパムメールの中継利用・踏み台 | 9.4% | 9.8% |
不正アクセス | 2.7% | 4.2% |
DOS(DDos)攻撃 | 2.4% | 2.4% |
故意・過失による情報漏洩 | 1.2% | 0.5% |
ホームページの改ざん | 0.4% | 0.5% |
その他の被害 | 1.7% | 1.1% |
・フィッシング詐欺実例
・Googleアカウントを狙ったフィッシング詐欺
ある日「重要なお知らせがあります。このリンクの先にあるGoogleドキュメントをご確認ください。」という一通のメールが届いたとする。
そのメールのGoogleドメインのURLリンクをクリックすると以下の画面が表示される
そしてそこにログイン情報を入力するとGoogleドライブからドキュメントが開くが、重要なお知らせについてはよくわからない状態である。
しかし、この時点で知らないうちに既にGoogleアカウントのログイン情報は攻撃者の元に送られているのである。
・参照
総務省:https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/html/nd242130.html
フィッシング詐欺とは? | 被害・実例・対策:https://jp.norton.com/blog/online-scams/phishing-scam
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自分がどれだけ騙されやすいかがわかります。
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いくつかの危ないサイトを再現しました。
このページで学び、これからのインターネットライフの中で
引っかからないように対策をしましょう!
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